予防接種 (MMR + Measles)

渡米準備

アメリカ渡航前の準備として大切なもののうちの一つに、予防接種があります。留学予定者には、大学から「この予防接種を入学前に受けてくること」という連絡が入ります。大学によっても内容は異なると思いますが、コロンビア大学の場合は、「MMR」(麻疹・風疹・おたふく風邪 / Measles, Rubella, Mumps) でした。

MMRは日本で輸入未承認ワクチンだそうで、限られた医院でのみ予防接種を受けることができます。私たちは都内に住んでいるので、「日比谷クリニック」(有楽町)で受けてきました。駅からすぐの電気ビルに入っている医院で、平日は予約不要で気軽に行けます。ワクチンを受けられる条件として、熱が37.5度以下、せきやのどの痛み、くしゃみがないことが求められます。体調が良いときに行ったほうが良いですね。母子手帳や過去の接種歴がわかるものがある場合は持参すると良いでしょう。

予防接種をしてもらい (痛くなかったです)、英文での証明書が必要なことを伝えておくと、料金支払いのときに発行してくれます。保険の適用外で、料金はひとり12,100円です。我が家は証明書を受け取った後、夫がスキャンして、大学の所定のページにアップロードしてこの件は完了となりました。

以前単身で留学した時にも思いましたが、母子手帳って大切ですよね。当時はまさか20歳をこえて母子手帳を振り返ることがあるなんて予想していませんでした。我が家は2年ほど前に風疹の予防接種もしていたのですが、その記録をちゃんと保存していなかったので、今回の日比谷クリニックの予防接種では、過去の接種歴を記憶を頼りに記入することになりました。私は過去の自分のイギリス留学 (5年ほど前) のときにも、健康診断書の提出が必要で予防接種も打ったはずなんですが、その時の文書を保存しておけばよかったかなと思いました。なくても問題はないんですが、あればいろいろと参考になったかもしれません。

(2020/07/28 追記)

大学から、麻疹 (Measles)についてはもう一度予防接種を受けるようにと連絡がありました。必須なのはF-1の夫のみで、F-2での帯同者は特に課されていないようです。つまりトータルで「MMR+Measles 1回」の予防接種が必要になりますが、MMRの後は1か月の期間を置かないと別の予防接種をすることができません。余裕をもって受診したほうがよいですね。今回はたまたま1か月期間があいていてセーフでした…。

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