Meal Prep – Mason Jarで作り置き

日常生活

日本では数年前に流行していたメイソンジャー (Mason Jar) 。食品保存用のガラス瓶であるメイソンジャーに、たくさん野菜を詰めてサラダランチにしたり、色とりどりのフルーツと飲料を入れてジュールやカクテルにしたり、様々なレシピが考案されました。見た目が華やかに仕上げられることもあって、大人気でしたね。

イギリスに住んでいたころにはKilnerのガラス瓶を持っていましたが、アメリカではBall社のメイソンジャーが定番です。Amazonでも販売されていますが、近所の生活用品店を覗いてみたらちゃんと置いてありました。16oz (=1 pound, 約450ml) にするか、32oz (約900ml) にするか迷いましたが、大きめの32oz (Wide Mouth)を購入しました。

仕上がりが素敵なところも作ってみたかった理由の一つですが、複数作っておいて冷蔵し、好きな時にいつでもサラダが食べられるのは魅力的です。今のところ3食すべて家で食べる日が多いので、少しでも事前に準備できていると楽です。また、メイソンジャーは容量が大きいので、好きな野菜に加えて普段買いそびれている野菜や豆を食べる機会にもつながります。近所のスーパーではデリが豊富で、見事なサラダがずらりと並べられているのですが、デパ地下並みの値段なのと、味付けが好みでない場合もあり、なかなか継続的に買う気が起こりません。ということで、自分好みに作ってみようと思い立ちました。

  • まず最初にドレッシングを入れます。左から、レモン・和風・柚子胡椒はちみつ・オリーブオイル+酢。どれがおいしいか検証してみたいと思います。
  • ドレッシングが浸透しにくいものから入れていきます。
  1. 下段:固めで分厚い材料やたんぱく質系、穀物。今回はひよこ豆 (Chickpeas) と枝豆を入れています。キヌアを入れたり、鶏肉(茹でたものでも、炒めたものでも) を入れたりするのも人気です。
  2. 中段:葉っぱ以外の野菜や種、ナッツ、チーズ、ドライフルーツ、みじん切りのカリカリベーコン (bacon bits)。今回は、きゅうり、セロリ、ナッツ、トマト、コーンを入れています。トマトとコーンの位置をうまく操ると鮮やかです。
  3. 上段:Leafy greens! 葉っぱは必ず最後です。今回はレタス、ベビーリーフを入れています。瓶からはみ出すくらい入れて、なるべく瓶の中の空気が押し出されるようにしています。
  • 蓋をして完成!このまま冷蔵庫に入れます。食べるときは、上の葉っぱを先に取り出し、残りの中身をひっくり返すと良い感じに仕上がるようです。大胆な動作にアメリカっぽさを感じます。そこそこ日持ちするようですが、今週中に食べ切ろうと思っています。

この一度の準備で4回分のサラダが家にあると思うと、つい笑顔になります。メイソンジャーについて書いている英語圏の人のブログや記事をいろいろと読みましたが、前もって作っておけることや残り物の野菜も入れられること、それぞれの瓶で少しずつ材料を変えると毎日違う野菜を食べられることが利点として挙がっていました。スーパーでまだ試していない野菜がたくさんあるので、これを機会に買ってみようかなと思います。

おまけ:スーパー内に併設されているデリの様子

写真は肉や魚料理も含まれたデリです。この横にはサンドイッチやサラダがメインの別のコーナーもあり充実しています。値段表示はChicken & Broccoli ($10.99 / lb) という書き方になっていますが、lbは1 pound (=約450g)と同義で、450gあたりの金額を意味しています。この並びの中から自分の好きなものを選び、トレイあるいはカップに詰めてもらってレジでお会計という流れです。撮影したときはお昼時だったのでお客さんが絶えず、トレイにあれこれと載せている若いお兄さんもいれば、揚げ物を数個だけ頼むおじいさんもいました。また機会があれば試そうと思います。

Photo by Ella Olsson on Unsplash