ボルティモア・ドーバー旅行

アメリカ

学期中の休みを利用して、車でボルティモア (メリーランド州) からドーバー (デラウェア州) をめぐりました。なかなか観光目的で行くことのない都市ですが、ニューヨークから離れすぎず車で無理なく行けるところを基準に選びました。

レンタカーを借りる – 今回はBudgetの公式ページから借りました。予約した日がちょうど「プレジデントデーセール (Presidents’ Day Sale)」をやっていた日で、通常のレンタカー料金よりお得になったことが決め手です。万が一に備えて各種保険のオプションを付けましたが、高額になりすぎるということもなく満足しています。クラスはEconomyで、車種はFord Siestaでした。車内はとてもきれいに清掃してあり、3日間気持ちよく利用することができました。営業所は300 E 87th St (2nd Ave & 87th, New York, NY 10128) でしたが、借り出した時の担当者がいかにもベテランという感じで、次々と電話を捌きつつ、私たちの手続きを進めていたのが印象的でした。

レンタカーに乗ってマンハッタンからニュージャージーに渡り、途中のThomas Edison Service Areaに立ち寄りつつフィラデルフィアへ。このサービスエリアはスタバ、Pret A Manger (イギリスに住んでいた時好きだったお店なので嬉しい)、バーガーキングといった飲食店に加え、売店もついていてなかなか良かったです。もちろんガソリンスタンドもあります。調べてみると2019年にリニューアルされたばかりのようで、きれいなのにも納得です。

フィラデルフィアで昼食 – 本当は以前スクールビジットのときに訪ねたCity Tavernに行きたかったのですが、コロナの影響か閉業していることが分かり、近くの人気店に行くことにしました。Positano Coast というイタリア料理店ですが、おしゃれな雰囲気でお食事もおいしかったです。スキレット鍋で出てくるトマトとナスの煮込みを注文しました。

ボルティモア観光 – フィラデルフィアから車でボルティモアに向かい、インナーハーバーにあるヒルトン系列のホテルに泊まりました。幸運なことにHBOがテレビに入っており、気になっていた Allen v. Farrow の第1話を見ました(夫は疲れで寝ていたので、夢中で見ました)。翌朝は近隣にある水族館 (National Aquarium) に行き、2時間ほど楽しんだ後、Phillips Seafood Restaurant で名物のクラブケーキやバーガーを食べました。非常に凝った作りの水族館で歩くだけでも面白く、随所に散らばる係員が笑顔で熱のこもった解説をしてくれます。カメとイルカかわいい!

ドーバー観光 – ボルティモアを離れる前に、医学で特に有名なジョン・ホプキンス大学 (John Hopkins University) のキャンパスと、家の近所にはないスーパーSprouts Farmers Marketに立ち寄りました。その後は下のルートでチェサピーク湾に架かる橋 (Chesapeake Bay Bridge) をわくわくしながら渡りつつ、ドーバーに向かいました。こんなことができるのも車移動ならではです。夕方にホテルに着き、近所のベトナム料理店で夕食を食べました。

翌日、レンタカーでそのまま周ることのできるバンベイ・フック国立野生動物保護区 (Bombay Hook National Wildlife Refuge) を訪ね、ニューヨークに向けて車を走らせました。途中のウィルミントンで、デュポン家ゆかりのNemours Estateにも寄ってみましたが、敷地の余りの広大さに迷子になりかけました。正式な再開は4月1日からだそうですが、春夏になれば緑豊かで相当に美しくのどかな光景が見られるはずです。

Nemours Estateに咲くスノードロップ。

その後は無事にレンタカーを返却し、帰宅しました。なかなか渋い旅行先でしたが、楽しめました。