ワクチン接種 – NY州

アメリカ

3月30日から、ニューヨーク州に居住する30歳以上の人は全員無料でワクチンを接種できることになりました。インターネットあるいは電話で予約を取るのですが、予約が殺到し、近場の会場は空きのない状況が続いていたので、思い切って遠い会場を選んでワクチンを受けに行きました。

NY州では、Pfizer (2回接種)、Moderna (2回接種)、Johnson & Johnson (1回接種) の3種類からワクチンを選ぶことができます。こだわりはありませんでしたが、私のとれた予約ではファイザーを接種することになりました。

NY州シラキュースにあるExposition Centerで早めの日程を抑えることができたので、行ってきました。

接種会場 – 駅や空港から距離のある場所なので、自家用車またはタクシーで来ている人ばかりでした。私はレンタカーで行きましたが、広大な駐車場なので停めやすかったです。予約時間のおよそ15分前から入ることができて、指定のあった以下の書類を提示しました。電子媒体の提出でOKなものも、念のためすべてプリントアウトして持参しました。

  • 予約時に発行されたRegistration Ticket
  • ID(私はパスポートを提示しました)
  • ワクチン接種該当者の証明になるもの(パスポートで生年月日の証明をし、現在住んでいるマンションの賃貸契約書で住所証明をしました)
  • 加入している保険の書類(提示を求められませんでしたが、日本で加入した保険の書類を持参)
  • NYS Vaccine Form (予約時に同時に記入するよう求められるフォーム)

受付のあとは空きのあるブースに通され、早速ワクチン接種です。生年月日の確認や体調に異常がないかのチェックを済ませた後、左腕に打ってもらいました。全然痛くなくて驚きましたが、どうやら2回目の方がだるさや疲れが出やすいと聞きました。終わったら新しく発行された個人カード(これが大事!)を受け取り、次回の接種日を確認します。私の行った会場では、自動的に3週間後の日付が割り振られました。ブースを離れ、出口付近にある待機場所で15分、副作用が出ないか待った後、会場から出ることができました。最初から最後まで待ち時間もなく、スムーズな接種になりとても良かったです。

近くにあるオノンダガ湖を訪ねました。

体調に問題がなさそうだったので、近くにあるオノンダガ湖に車で寄りました。NY州とは思えないほどにのどかです。湖に近づくと、透き通る水面を見ることができて感激しました。

驚くほどにきれいでした。
高速道路のサービスエリアや、名跡にさりげなく立っているこの看板シリーズが好きです。
地元の歴史を知ることができる面白い看板ですが、情報量が多く、その場で内容を覚えきることができないので、
写真に撮って後日翻訳を楽しんでいます。
写真だと看板が見づらいので書き起こしてみました。
大まかな翻訳です。

高速道路を走っているとき、頻繁に馴染みのない地名を見かけます。長く学んできた現代の英語とは違う種類の言葉で、それこそOnondagaとかIroquoisは発音もどのようにしたらいいのか分かりませんでしたが、ネイティブアメリカンに関係する言葉のようですね。シラキュースには製塩業の歴史を知ることのできるSalt Museumという博物館があり、行ってみたかったのですが、コロナの影響で現在は閉まっていました。現在は町を周っても、塩を大きくアピールしている様子はありませんでしたが、もし塩製品を見かけたら買ってみたかったな~と思います。

はるばるの旅でしたが、また数週間したらワクチンのためシラキュースに戻ってくる予定です。

(2021/09/09追記)

2回目の接種は、夫のインターン先のサポートで、マサチューセッツ州内のCVSで予約が取れたため、そちらで行いました。受付から接種までスムーズでした。