連用日記をつける

日常生活

3年前の私の誕生日に、プレゼントとして「連用日記」を夫に頼みました。夫が留学することになるちょうど1年前でしたが、以降の数年間の暮らしが目まぐるしく変わるだろうと予想していたので、たとえ数行でも毎日記録をつけていくのはきっと意味のあることだろうと思えたからです。

とはいっても、この日記を手にするまでは、スケジュール帳すらまともに続いたことがありませんでした。デザインに惹かれて買ったはいいものの、1か月や2か月そこらで記入をやめてしまうのが常でした。そんな私がなぜか、現在の連用日記は丸2年を書き終え、3年目に入ったところです。

こんな感じで、2019年・2020年・2021年の9月7日を同じページに
まとめて記入することができます。

不思議と続いているこの連用日記は、「ミドリ (MIDORI)」のもので、初めて使うタイプだったので「3年連用日記」を選びました。布製のハードカバーで高級感があります。主にその日いた場所や天気、面白かった出来事、印象的な会話、食事などを適当に書き留めています。数日分・数週分まとめて書くこともあり、その時は撮った写真やメールの記録を遡って思い出したり、LINEやFacebook Messengerの会話記録をたどったりして日記にまとめています。自分しか見ないので、何を書いても自由。

連用日記が真価を発揮するのは書き始めてから2年目以降で、「去年の今頃自分が何をしていたか・考えていたか」を簡単に振り返ることができます。これが面白い面白い。日常のささいなことを比べるのも良いですが、留学の前後はまず住む場所が大きく変わり、生活スタイルもかなり違ったものになります。そういう意味で実に書き応えのある数年なので、たとえ留学する本人でなくても、記録を付け続けていくとちょっとした感慨を得られます。

留学&帯同は、日本を離れて生活することのできる貴重な期間なので、ブログでも日記でも、なにか記録を付けることをお勧めします。

私は今の一冊が終わったら、5年連用に格上げしようかなと思案中です。

Photo by Daria Shevtsova on Unsplash