帰国用のPCR検査とファストトラック利用

jet cloud landing aircraft
Photo by Pixabay on Pexels.com
日常生活

日本への一時帰国用に、出国72時間前以内のPCR検査を受けてきました。2022年3月から、海外から日本への入国は制限が緩和されることになりましたが、出国前のPCR検査と搭乗時の陰性証明書の提示は変わらず必須です。今回は、知人から教えてもらったChelseaにあるClear MDを利用しました。

Chelseaの医院はこんな感じ。数軒先のOLD NAVYの旗が分かりやすい目印です。

Clear MDはマンハッタン内に複数あるようです。コロンビア大学の学生やご家族にとっては、Upper West Sideにある医院も便利そうですね。Clear MDでは、結果が48時間以内に出るStandard RT-PCRテストは無料で受けることができ、日本の厚生労働省指定の陰性証明用フォームも記入してもらえます。

RT-PCR検査については現在、

  • Standard RT-PCR: 48時間以内に結果判明。無料。出国72時間前~48時間前に検査を受けられる人におすすめ。
  • Express RT-PCR: 翌日20時までに結果判明。$150。2日以内に出国を控えている人におすすめ。
  • Priority RT-PCR: 2~4時間以内に結果判明。$389。とにかく急ぎの人向け。

の3種類があります。私は出国2日前の検査だったので、念のため有料のExpress RT-PCRを受けました。

以前のChelseaの医院では、検査時にその場で、日本版のフォームに医師のサインをくれる場合もあったようで、陰性のチェック欄は結果が出次第、自分で記入していたそうです。ただ現在は、検査結果が出てからでないと医師のサインはもらえないようになりました。

私は出国2日前の午前11時頃にExpress RT-PCR検査を受けました。結果は翌朝午前9時頃にメールで届いたので、また医院に行き、担当者に厚生労働省指定のフォームに記入してもらいました。対応には慣れているようで、すぐに書いてもらえました。


2022年3月から、日本への入国がスムーズにできるよう、「ファストトラック」が導入されています。これまでも帰国者用に使われていたアプリ「MySOS」が改良され、質問票・誓約書・ワクチン接種証明書・出国前72時間以内の陰性証明書を事前アップロードできるようになりました。

アプリを開き、「検疫手続事前登録」を押すと、登録画面が表示されます。以下は、質問票・誓約書・ワクチン接種証明書のアップロードまでを済ませたときに表示される画面です。

ワクチン接種証明書と出国前の検査証明書は、アップロード後に審査が入ります。
ワクチン接種証明書と出国前の検査証明書の審査が終わると、緑色のステータスに切り替わります。この状態にした状態で帰国すると、検疫手続きがスムーズになります。

今回は羽田空港を利用しました。アプリで上記のように緑色のステータスにして画面を担当者に何度か提示しました。唾液検査の待ち時間も含め、飛行機着陸から1時間ほどで空港を出ることができました。