アメリカ横断旅行から戻って1か月ほど経ち、すっかり元の生活です。10月は紅葉が進み、上旬~中旬は暖かく、屋外で過ごすにも気持ちの良い期間でした。楽しかったことをいくつか載せておきます。
ハロウィン仕様になっているWilson Farm – ケンブリッジからは車で20分、ボストンからは30分程度で行くことのできる、レキシントンの「Wilson Farm」(10 Pleasant St, Lexington, MA 02421) を満喫しました。普段からよく行くお気に入りの場所です。農園に隣接したスーパーがあり、豊富な品揃えと活気にあふれた店内はまるでテーマパークのような雰囲気です。




クランベリーソースの作り方
- 水1カップ (200cc)
- 砂糖 1.5カップ~2カップ
- クランベリーの実 4カップ (1ケース分)
実が割れているものや状態が良くないものを取り除いて、ざっと水洗いしておきます。
- 水1カップと砂糖全量を鍋に入れて火にかけ、砂糖を溶かす。
- ①にクランベリーの実を加える。
- 弱火にして、よくかき混ぜながら5~10分程度煮る。



Rotary Clubでボランティア活動 – 夫はコロンビア大学のMBAに在学中、日本にある地元ロータリークラブから奨学金支援を受けていました。本来なら在学中にNYのロータリークラブに参加し活動をする予定でしたが、コロナ禍で難しい状況にあったため、実現せず。そうこうするうちに大学院を修了し、私たちはケンブリッジへ移りました。
アメリカはロータリークラブ発祥の地 (1905年・シカゴ) 。ボストン・ケンブリッジエリアにも複数のクラブがあります。いずれも地域の環境改善や困窮する人々の救済・教育支援を目的とした様々な企画を立ち上げ、実行しています。私たちは奨学金の縁もあり、今からでもボランティアとして何かできることはないかと、取りまとめをしている担当者にコンタクトを取りました。すると、ぜひ見学に!との返事があり、食事会や定例会に加わらせてもらいました。
そんな中、「よかったら、近々あるイベントに参加してみませんか?」と声をかけてもらったのがきっかけで、毎年恒例の「Chalk on the Walk」というチャリティイベントの手伝いをしてきました。これは、10月にハーバードスクエア全体 (Red Line・Harvard駅そば) で開催される「HONK! Parade」というお祭りに出店する形をとっており、当日は町全体がにぎやかなムードに包まれています。この催しでは、「Artist」と呼ばれる参加者がチョークを使って路上に絵を描きます。その様子は公開されており、通りがかりの人々は、小額の寄付をすることで気に入った絵に投票をすることができます。そして最も得票数の多かった作品が、翌年のロータリークラブのポストカードデザインとして採用されます (別途、入賞者には賞金も出るようです)。




チョークを使うという、雨天では厳しいイベントですが、終日快晴に恵まれました。通りがかる人々も多く、取りまとめをしていたスタッフによると、一日を通して数千人が通りがかったのでは?とのことでした。事前の寄付、通りがかりの人々からの当日の寄付を合わせて数万ドルが集まったそうです。寄付金はすべて今後のロータリークラブの活動 (特に子ども・若者の教育費や困窮者の支援費) に充てられるとのことです。
緑化事業のボランティア – チャールズ川沿いにある公園、Riverbend Park (1001 Memorial Dr, Cambridge, MA 02138) にて、来春に花を咲かせる球根を植える活動にも参加してきました。ハーバードスクエアとマウント・オーバーン病院の間にあり、人々の憩いのエリアになっている公園です。
このボランティアは、ロータリークラブの方から紹介されたケンブリッジ市近郊エリアのボランティア募集サイトである、「Cambridge Volunteer Clearninghouse」にて発見したものです。専門的な活動もあれば、経験を問わずどんな人でも参加できる活動もあります。私はF-2ビザ所持者のためお給料をもらう仕事はできませんが、この期間と機会にせっかくならと、地域に根差した活動をしてみたくなりました。そこでボランティアに応募してみたところ、早速お声がかかりました。呼んでもらえるのって嬉しいです。
球根植えボランティアの当日、自宅を出るとお隣さんと向かいの方が話しているところに遭遇しました。ほぼ毎日、出かければたいていご近所さんと出くわすのが面白いです。「これから公園に球根を植えに行ってきます」と言うと、自然が大好きなお隣さんは大感激。心からの「Thank you!」を贈ってくれました。
集合場所に到着すると、リーダーのPamelaさんと経験者のJaneさんが話をしていました。この日はこのベテランメンバーに私が加わって、3人での作業です。お二人共に母世代くらいに見えました。素晴らしい天気の中、3人で目的地へと歩きながら自己紹介とご近所トーク。Pamelaさんは、球根やスコップを積んだ台車をゴロゴロ引っ張りつつ、道中で目についたポイ捨てのゴミや危ない枯れ枝を拾っていました。この地域をとても大切にしていることが、お会いしてほんの数分で伝わってきました。
公園の球根植え予定地に着くと、Pamelaさんは用意したたくさんの球根を3人に割り振りました。私の担当は、チューリップと水仙です。だいたいこのあたりに、こんな感じで…でも好きに植えていいからね!と、大まかな指令を受け、球根植え活動の開始です。チューリップ50、水仙30を任されました。


3人それぞれが作業を行っていると、通りがかりの人が笑顔を向けてくれたり、ありがとう!と声をかけてくれたりしました。全員が植えた球根は来年の3月頃から咲き出す予定で、PamelaさんやJaneさんが植えた箇所がどんな風になるのか今から楽しみです。
その他いくつか
- 自宅のベランダに置いている植物に手を入れました。秋らしい色合いの菊を置いています。

- ベランダから見える大きな木に、いつの間にかリスの巣が出来ているのを発見しました。枝の途中に作られており、風が吹いても壊れない頑丈さです。

- 天気のいい週末に、ベランダで焼肉や鍋をしました。夕方4時頃から始めると、暖かく明るいうちから楽しめました。



- ボストンまで遊びに来てくれたお友達ご夫妻と食事をしました。待ち合わせはハーバードスクエアの「The Red House Restaurant」(98 Winthrop St, Cambridge, MA 02138)です。お仕事の都合で、今月でアメリカを離れ、来月から新天地で生活を始めるとのこと。また新しい場所でもお会いしたいです。

- リニューアルされたばかりのチョコレート専門店「Spindler Confections」(2257 Massachusetts Ave, Cambridge, MA 02140) に行ってきました。家にチラシが入っていたのでお店の存在を知ったのですが、とても良かったです!なにかローカルなお土産を買いたい!というときにぴったりのお店です。


9月はケンブリッジを離れていたので、今月じっくりとご近所活動・開拓が出来て嬉しかったです。冬はどんなことをしようかな?