帯同者の加入保険

渡米準備

留学中は何が起こるか分からないので、健康そのものの私も海外渡航者向けの保険に加入することにしました。

コロンビア大学の場合、留学生は大学の提携しているAetna社の保険に加入することが原則として義務付けられています。この保険に家族も一緒に加入することは可能ですが、保険料が高額なため、帯同者は日本で加入できる別の保険に加入しているケースが多いです。

上の代の方々からの話を参考に、私も東京海上日動の海外旅行保険に2年分加入することに決め、まずはホームページから資料請求をしました。その後届いた資料を読み、契約プランに見当をつけてから、池袋のサンシャイン60にある営業店に出向いて契約をしました。この保険では、傷害/疾病死亡・治療/救援・賠償責任・携行品損害・航空機遅延が主な対象となります。31日以上の保険期間を希望する場合で、私が選ぶことができたのは5種類の保険タイプ (L3, L2, N4, N3, M2) でした。最も高額なL3は2年間で52万円程度、低額なM2は42万円程度を加入時に支払います (窓口で契約後、1週間以内に振り込み)。普段から大きな病気のない私は、最も低額なM2を契約しました。これは治療・救援費用が3,000万円までのプランで、N3以上はこの費用が無制限です。その他の項目についても、上の契約タイプになるにつれ段階的に保険金額が上がっていく仕組みです。

契約時には、パスポートを提示すると手続きがスムーズに進むようです。私は持参していなかったのですが、データをiPhoneに入れていたのでメール添付で担当者に送りました。

いずれのタイプを契約しても、けがや病気があった場合は、提携病院を受診するとキャッシュレス・メディカル・サービスを受けられます。契約時にもらう保険証券を病院に提示すると、窓口で受診料を支払わなくても良いサービスです。幸いマンハッタンには提携病院が複数ありそうですので、もし困ったら利用したいと思います。

以下、M2の補償内容をパンフレットを基にまとめました。

< 自身のけがや病気に関する補償 >

  • 旅先でのけがや病気が原因で亡くなってしまった場合【傷害死亡保険金・疾病死亡保険金】1,000万円 / 1,000万円
  • 旅先でのけがが原因で後遺障害が生じてしまった場合【障害後遺障害保険金】1,000万円
  • 旅先でのけがや病気が原因で治療が必要になった場合、けがや病気で継続して3日以上の入院で家族に駆けつけてもらうことになった場合【治療・救援費用保険金】3,000万円

< 他人にけが等をさせてしまった時の補償 >

  • 人にけがをさせてしまった場合、ホテルの部屋を水浸しにしてしまった場合、他人の物を壊してしまった場合【賠償責任保険金】1億円

< 持ち物に関する補償 >

  • 旅先で盗難にあい盗まれたものが出てこなかった場合、デジタルカメラなどを落として壊してしまった場合【携行品損害保険金】10万円

< その他の費用に関する補償 >

  • 航空会社に預けた手荷物が出てこなくて身の回りの品を買った場合【航空機寄託手荷物保険金】3万円
  • 航空機の出発が遅れ、ホテル代や食事代等を負担した場合【航空機遅延保険金】付帯あり ※パンフレットに細かい内容が掲載されています。

Photo by Paweł Czerwiński on Unsplash