年末年始の旅行

アメリカ

クリスマス~年末年始は、①ボストンとその近郊の町、②ラスベガスからフェニックスまで のロードトリップ2本立てで過ごしていました。ボストンへ向かう道中にあるニューヘイブン、プロビデンスとニューポートも見て回りました。

Yale University – ニューヘイブンと言えばイェール大学ですね。コロンビア大学のように門やフェンスで囲まれてはおらず、町全体がキャンパスとなっているのが印象的でした。大学のカラーが紺色で素敵です。大学近くにあるカフェ併設のAtticus Bookstoreはお洒落な雰囲気に加え、品揃えが良かったです。

Providence Oyster Bar – ロードアイランド州プロビデンスのフェデラル・ヒルにある牡蠣・その他シーフードのレストラン。レストランのあるAtwells Avenueには、イタリア料理店・惣菜店が数多く並んでいます。昔はアイルランド人のコミュニティだったそうですが、イタリア系移民勢力が強くなり、そのままイタリア人のコミュニティになったのだとか。すぐそばにあるイタリアンレストランPane e Vinoもおすすめです。老舗のワインショップGasbarro’s Wineでお土産選びをするのも楽しかったです。

The Butcher Shop (Osso Buco) – ボストンでは、夫の上司ご家族と一緒にクリスマスディナーを楽しみました。バックベイにあるThe Butcher Shopでは、おすすめされたOsso Buco (仔牛のすね肉の煮込み) を食べました。

Christmas Home Party – 夫の上司のお宅でのクリスマスパーティーに参加しました。近所のご家族をお呼びして、ピアノ伴奏に合わせて全員でSilent Night~♪を歌ったときは感激しました。お宅のインテリアも素晴らしく、私たちも来年はクリスマスツリーを飾り付けたいという思いに駆られました。

これぞクリスマス!という気持ちにさせてくれる本格的なパーティーでした。

The Nutcracker (Citizens Bank Opera House) – ボストン・バレエ団によるバレエ公演「くるみ割り人形」を観に行きました。上司からのクリスマスプレゼントでペアチケットをいただいたので、初めてのバレエ観劇です。入場時にもらったパンフレットにあらすじがまとめてあったので、ストーリーもよく理解でき、ところどころで笑いが起きる楽しい公演でした。お菓子の国の女王役が登場した時には、その繊細な踊りと細さ(!)に圧倒されました。普段の生活では体格の良い人を見かけることが多いので、バレリーナの現実離れしたスタイルには本当に驚かされました。会場は絢爛豪華で、夢のようなところでした。

Peter Luger Steak House – ブルックリンにある有名ステーキハウス、ピーター・ルーガーに友人夫妻と行ってきました。4人でしたが、3人前のステーキとほうれん草の付け合わせを頼んでちょうどいい量。味はしつこすぎず食べやすく、普段牛肉を食べると胃が痛くなりがちな私でも大丈夫でした。人気店なので、ディナーの時間帯は基本的に事前予約が必要です。会計時にメダル型のチョコがもらえます。支払いはデビットカードか現金のみなので注意しましょう。

迫力のステーキ!

Las Vegas – 年末はラスベガスに行き、カジノ体験をしました。ほんの小額ですが、スロットとブラックジャックで遊び、ちゃんと負けてきました。ブラックジャックに関しては、ルールは基本的なことだけ事前に調べておけばOKで、初心者であることをディーラーに伝えておくと、ゲームのやり方を分かりやすく教えてもらいながら遊べます。ラスベガスに到着したのが夜だったので、あまり時間がありませんでしたが、ダイナミックで豪華なホテル群やカジノ、007の世界から来たような観光客たちを見るだけでも非日常的で面白かったです。

ネオン激しめ。

Grand Canyon – ラスベガスからは車で4時間30分ほどのところにあるグランドキャニオンですが、中継地点にある小さな町Seligmanで1泊してから向かいました。1月のグランドキャニオンは寒く、防寒装備を整えていくことをおすすめします。公園内のYavapai Lodgeに宿泊し、日の入と日の出を見ました。持って行った自撮り棒が活躍し、おそらく来年の年賀状になるであろう写真がたくさん撮れました。

人気のMather Pointからの朝日。
Yavapai Lodgeに併設している土産物店で買った、しっぽ付きの不思議な帽子がお気に入りです。

Sedona – グランドキャニオンから車で移動 (2時間強)。赤い岩壁が見え始めたら、おっセドナだ~という感じがします。かなり観光地化されていて、土産物店やレストランがたくさんありました。インディアンに関連するアクセサリーや飾りが中心です。私たちは、ココペリをモチーフにしたタオルを買いました。レストランでは名物のサボテンフライを食べ、観光気分に浸りました。宿泊したホテル (Sedona Summit by Diamond Resorts) が大当たりで、付いているキッチンで簡単な料理をしたり、映画を観たりしました。洗濯機&乾燥機まで備えてあったのも嬉しかったです。夏には屋外プールも使えるようです。

寝そべったスヌーピーに見えると噂のスヌーピーロック。

Oak Creek (Coconino National Forest) – 赤い岩壁を見ながらハイキングが楽しめるOak Creekにも立ち寄りました。セドナから向かったのですが、山道を車でぐるぐる上り下りすることになり、三半規管が弱めの私はやや気持ち悪くなりかけました。とはいえ、豊かな自然と快晴というほかない天候に恵まれると、元気も回復。いくつかの地点で車を停め、散歩しました。プライベートなエリアも多いため、それほど自由にはできないのですが、眺めの良い景色が続き、見ていて気持ちが良かったです。


最後はレンタカーの返却地であるフェニックス空港に行き、無事にニューヨークまで戻りました。毎日が濃い年末年始のお休みでした。